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烏大佐のblog

アラフィフおじさんです。コンビニコーヒー大好きです。色んな事をやってみる、試してみる。筋トレ、節約、プチリノベ。車中泊、キャンプも気になる今日この頃。

3拍子でもロック…7拍子でもロック…time-out的ロックの見方

変拍子でもロック!

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   今晩は。ブログ更新が滞りがちな烏でございます(汗)。

 

   さて今回はtime-out的ロック考察という事で、変拍子を使った音楽、主に4拍子ではない音楽の話をしていこうかなと思っております。

 

   最近の音楽の事情はラジオを聞かなくなった事もありますがよくわかっていません。なので、変拍子バリバリの音楽をやっているグループもあるかもしれませんが、そこはお許し下さい。最近はチラリとradiko聴いてみても、おしなべて4拍子ヒップホップ、ロック、ポップしか聴けないので物足りないと感じているのです。まぁ、4拍子でないと頭振り回せませんけどね😏。

 

○タイムアウト的ロックの見方?

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   なぜ私が(個人的に)変拍子の事をタイムアウト的と表現するのか。

   それは大昔、1959年にデイブ・ブルーベック・カルテットが出したアルバム(これはジャズですが)、タイトルが「タイムアウト」。このタイトルを拝借しています。

 

   タイムアウトって、直訳すると中断、スポーツなんかで試合の進行を少し止めて、作戦を話し合う為に時間を取る行為なんかを言いますよね。このデイブ・ブルーベックのアルバムの場合、直訳の意味は当てはまらないと思うんです。恐らく普通の拍子ではない、4拍子から外れた、「アウト」した曲を集めたアルバムだと言えるんです。

 

   なので、変拍子の音楽の世界をタイムアウト的と呼ばさせていただいてるんです。

 

○変拍子は音楽的冒険

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   アルバムを聴いて頂くとわかると思います。いきなり1曲目から拍子が分からないようなメロディで始まります。9/8拍子だそうです。ジャズらしいスウィングできない導入部ではありますが、途中からノーマルなジャズに変化します。この9/8の部分がジャズなのにすごく冒険していると思うんです。そうです、音楽の冒険です。

 

   変拍子はノレません😅。ヘッドバンギングできません。あ、できるかな?笑。それはさて置いて、なんか音楽的にすんなり流れない、ツンのめる感じになります。先程紹介したアルバム冒頭の曲「blue rondo」がそうです。何かちょっと引っかかる。しかしこれが冒険です。4拍子から逸脱するのです。そしてそこから更に進化させると、変拍子でもノレる曲ができてくるんです。それが同じアルバムの「テイクファイブ」というナンバー。5拍子です。でもスウィングできる。変拍子である事を忘れさせる、この曲は見事だと思います。よくテレビのCMでかかってましたよね。変拍子なのにツンのめる事なくノレる。これ、名曲ですよね。

 

○ロックの変拍子な曲は…一度聴いてみてください変拍子を取り込んだ音楽

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   では、ロックで変拍子な曲はと言うと、真っ先に私が思い浮かぶのはピンク・フロイドの「マネー」です。7拍子。なんか字余り的な感じのノリではあります。冒頭から出てくるギターリフが独特で印象的。字余り的ノリであるにもかかわらずそれを忘れさせる曲構成。途中、4拍子、3拍子も織り交ぜ曲に起伏ができています。サックスのソロなんてこの曲に合うのかと思いきや、キチンと馴染んでいる。途中から出てくるギターソロで一気にロック全開‼️。ここでは4拍子ですけど、それまで変拍子だった事を忘れさせるドラマチックな展開。ギターソロが終われば再び7拍子のリフへと戻ります。盛り上がった後、曲の終わりへ向けての構成も良いんです。次の曲へつなぐ為、自然に4拍子になって曲がフェードアウトしていきます。ロックは変拍子を取り込む事ができるんですよね。

 

   ビートルズでは名盤サージェントペパーズの「グッドモーニンググッドモーニング」が思い浮かびます。一度聴いてみて下さい。イントロ導入部こそ4拍子ですが、そのあと「あれっ❓」て感じます。何かおかしい、普通に4拍子じゃなくなってくる。5拍子になる部分もある…。変拍子が入り、妙な感じを抱かせながらも、それでも自然とすんなり聞かせる曲にするジョンレノンの凄さですよね。コーンフレークのテレビCMにヒントを得て、こんな素晴らしい曲ができるって、才能とは何と素晴らしくかつ偉大なんでしょうか。

 

   この曲に限らず、ジョンレノンの作品はリズムに凝ったものが多いですよね。「ルーシーインザスカイ ウィズ ダイヤモンド」も、イントロからは3拍子、サビでは4拍子。でも自然に聞かせる。3拍子から4拍子に変わる部分も不自然に途切れる事なく、本当にすんなり聴けますから、やっぱりジョンレノンはすごい。

 

○たまには4拍子以外の音楽もいかがですか?

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   リズムを大きく変える、転調する音楽は日本人ではあまり聴いた事がないように思います。円広志さんの大昔のヒット曲「夢想花」はサビ(飛んで飛んで飛んでの部分ですね笑)が変拍子っぽいですね。今思えばサビでリズムを変えるって大胆なアレンジじゃないかと思うんです。しかも曲に馴染んでる。アクセントにもなってる。

 ゴジラの主題曲は5拍子だったな、そういえば(汗)。

 3拍子のヒット曲ってあったかなぁ。イーグルスの「take it to the limit」という曲、これも3拍子。あ、「部屋とワイシャツと私」がありますね!

 3拍子はワルツなので変拍子とは言わないかも知れませんが、4拍子にはない独特の揺らぐような感じがいいですね。

 

 変拍子やロックからだいぶ逸れてしまいましたが、たまには4拍子以外の音楽にも触れてみてはいかがでしょうか?音楽が奥深く感じられるかも知れませんよ。

 

 それでは、この辺で失礼いたします。